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2010 年 9月 のア一覧

夏が終わったあー!

9月も今日で終わり。

ついこの前まで連日30度を超える猛暑が続いていたころには「今年は永久に夏なんじゃないか?」と思ったり、どうしても涼しい秋がイメージできなかったのですが、やっぱり日本には四季があるんですね!

人間にとっても、ゴカイにとっても大変な、今年の夏でありました。

しかし、このような暑い夏をなんとか乗り越えることができたということで、逆に自信のようなものも感じられる今日この頃です。

とりわけ、この猛暑のさなか、ご注文いただいたお客様に、どうすればイキにいい状態のまま「マスオくん」をお届けすることができるのか?試行錯誤しながらの毎日でもありました。

さいわい、今日まで、これといったトラブルもなく、また、お客様からのクレームを頂戴することもなく過ごせたことは、大変いい勉強と同時に自信にもなりました。

「いきのいい、元気のいいエサですね」というお便りを何人かの方からいただきました。

そのような経験から、一つ新たな発見というか、見識を得ることがありました。

8月末~9月初めにかけて、弊社の「いきいきゴカイマスオくん」のフィールドテスター(当方で勝手にそう呼んでいるだけ)でもあります「赤竿☆のぎたん」氏からトナメント前日のためし釣りの最中、電話がかかってきました。「今回のエサは、すこし切れやすいようだ」との連絡でした。

しかし、その日の午後、再度連絡を取りましたところ、「最初の1~2投目は確かに切れやすかったが、その後なんとも無くピンピンしていた」とのことでした。

結論からいいますと、氷、保冷剤の入ったクーラーボクスの中でかなり冷えた状態からいきなり30度を超える暑さの中にゴカイを出すと、その、温度差にゴカイが順応できなかったために起きた現象であろう!ということになりました。

よく、お客様から「冷蔵庫で保管してはだめですか?」との問い合わせを頂きますが「冷蔵庫は冷えすぎますから」とお答えしております。

それは、冷蔵庫内の温度と釣りの現場の温度差があまりにもありすぎるためにゴカイが対応しきれず、「いざ使おう!」というときにぐったりしていたり、プチプチ切れたりという現象が起きやすくなるということです。

つまり、ゴカイをいい状態に保存するには15℃~25℃の間でいいと思いますが、35度もあるような現場で釣る場合は、「あらかじめゴカイを外気にならしておく」ということが必要だ!ということです。

クーラの利いた部屋から35度の屋外に出たときのあのムーっとする不快感、ゴカイも人間もいっしょです。

「マスオくん」大分~秋田へ

ダイワバトルカップ、決勝戦が9月26日(日)秋田県で開催されます。

地区大会を経て、三箇所のブロック大会を勝ち抜いた全国のトーナメンター20名(内、前年度の優勝者はシード)によるバトルファイナルとなります。

Cブロック(西日本)の代表はもちろん、A、Bの全国ブロックを勝ち抜いたトーナメンターの方から「マスオくん」を決勝戦で使いたいというご依頼がありました。

今日、すべてのオーダーの配送が終了しました。

正直、ホットしております。

全国のトーナメンターから「マスオくん」を!という声が届けられたことは大変うれしく、ありがたいことです。

これは、地区予選の段階から、「マスオくん」を使い続けてくれた皆さんが、その名前を全国に、惜しげもなく広めてくださったお陰です。あらためて、感謝申し上げます。

勝負は、時の運、勝とうが負けようが「マスオくん」のせいではありません!と言いたいところですが、できれば、「マスオくん」で表彰台へ!となればいいな!と思いますが、、

みんながんばれ!

アンビリーバボー!

10日ほどまえのことですが、ゴカイ養殖場の側溝に三匹のゴンズイが泳いでおりました。

そのときは、アレ?という感じで、あまり深く考えませんでした。

翌日、側溝を覗いて見ると、やっぱり三匹のゴンズイが同じ場所で同じように気持ちよさそうに泳いでいました。

ようく考えてみると、体長が10センチ以上、直径も3~4センチもある魚が、海水をくみ上げるポンプから、無傷の状態で上がってくることは考えられないのです。ポンプの構造上、傷つかずに養殖場の中に入り込めるのはせいぜい1~2センチぐらいまでで(インペラと呼ばれている、モーターと直結している羽根状の金属の隙間がそのくらい)、時折2~3センチていどの小魚がポンプに吸い込まれて上がってくることはあったのですが、、

まさか、鯉の滝登りでもあるまいし、満潮時でも1メートル以上の落差のある海から排水溝に飛び上がって側溝伝いに旅をしてきたのだろうか?

他の人たちの意見も聞いててみたのですが、結局、結論としては、「小さい時に、ポンプで海から運ばれてきたのが、たまたま、常に海水が溜まっている場所で、その場所の砂の中に逃げ出したゴカイをえさにしながら大きく育ったのでは?ということになりました。

(ゴンズイ三兄弟の住み着いた側溝)

ゴンズイという魚、ナマズみたいな格好をしていまして、毒を持った針がありまして、さされると大変なことになります。釣り師からは嫌われものですが、こうして三匹そろって仲良く泳いでいるところを見ると、なんだかかわいらしく見えてきます。発見以来、もう10日間も同じ場所で元気に泳いでいる様子を毎朝確認し、安心して?仕事に取り掛かる毎日です。

それにしても、いまだ信じられないようなことではあります。

レインボーキャスターズの掲示板に!

「当店の常連さんが、トーナメント出場のときに、「レインボーキャスターズ」の 方に「いきいきゴカイ マスオくん」を紹介してくれました。

そのマスオくんの感想を掲示板に書いてくれています。

「凄いイシゴカイを頂いた。~中略~、、、イシゴカイはこれで決まりですね。」

うれしいです。ありがとうございます。

この夏はおかげさまで個人の方の注文が増え、蒸し暑い養殖場の中 バタバタと走り回り、すこし夏バテ気味だったのですが、この書き込みを 見たとたん、身体を秋の涼風が吹き抜けたように、疲れが吹き飛びました。

レインボーキャスターズのドンさん、ありがとうございます。

今後も、釣り人が喜ぶ最高のイシゴカイを育てていきます。

レインボーキャスターズさんの掲示板はこちらです。 http://8930.teacup.com/rainbow_casters/bbs/686

「マスオくん」で、またまた全国大会へ!

キスつりトーナメントもいよいよ終盤戦へとむかっておりますが、そのようなこの時期、また、うれしいニュースが入ってきました。

今年のキス釣りトーナメント開始当初から、弊社のゴカイ「マスオくん」で堅実に実績を上げておりましたトーナメンターBOZUさんが、ダイワスーパーバトルカップで、みごとファイナル進出を勝ち取りました。

おめでとうございます!

彼は、今年、わざわざ、当養殖場をたずねてきてくれました。「マスオくん」が、どのような場所で、どのように育っているのか知っておきたかったようです。

その折に、ゴカイに自分でエサをやりながら「ゴカイのえさを食べる様子を見ていると、ゴカイが本来どのような動き方をするか、キスつりをするときの参考になった」といいながら帰っていかれました。

そのような研究心が今回の「全国大会へ」とつながったのかな?と思います。

彼以外にも大勢の方々から「マスオくん」のご指名をいただき、最近は関東、東北方面のトーナメンターからの問い合わせ、オーダーをいただいております。

多少、秋の気配らしさを感じることもあるこのごろですが、海水温度は今頃が年間を通じて最も高く、ゴカイの健康管理もいちばん大変なときですが、「常にイキのよいゴカイをお届けしたい!」という、お客様との約束はしっかりと守っていかなければ!と思っています。