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2010 年 9 月 30 日 の一覧

夏が終わったあー!

9月も今日で終わり。

ついこの前まで連日30度を超える猛暑が続いていたころには「今年は永久に夏なんじゃないか?」と思ったり、どうしても涼しい秋がイメージできなかったのですが、やっぱり日本には四季があるんですね!

人間にとっても、ゴカイにとっても大変な、今年の夏でありました。

しかし、このような暑い夏をなんとか乗り越えることができたということで、逆に自信のようなものも感じられる今日この頃です。

とりわけ、この猛暑のさなか、ご注文いただいたお客様に、どうすればイキにいい状態のまま「マスオくん」をお届けすることができるのか?試行錯誤しながらの毎日でもありました。

さいわい、今日まで、これといったトラブルもなく、また、お客様からのクレームを頂戴することもなく過ごせたことは、大変いい勉強と同時に自信にもなりました。

「いきのいい、元気のいいエサですね」というお便りを何人かの方からいただきました。

そのような経験から、一つ新たな発見というか、見識を得ることがありました。

8月末~9月初めにかけて、弊社の「いきいきゴカイマスオくん」のフィールドテスター(当方で勝手にそう呼んでいるだけ)でもあります「赤竿☆のぎたん」氏からトナメント前日のためし釣りの最中、電話がかかってきました。「今回のエサは、すこし切れやすいようだ」との連絡でした。

しかし、その日の午後、再度連絡を取りましたところ、「最初の1~2投目は確かに切れやすかったが、その後なんとも無くピンピンしていた」とのことでした。

結論からいいますと、氷、保冷剤の入ったクーラーボクスの中でかなり冷えた状態からいきなり30度を超える暑さの中にゴカイを出すと、その、温度差にゴカイが順応できなかったために起きた現象であろう!ということになりました。

よく、お客様から「冷蔵庫で保管してはだめですか?」との問い合わせを頂きますが「冷蔵庫は冷えすぎますから」とお答えしております。

それは、冷蔵庫内の温度と釣りの現場の温度差があまりにもありすぎるためにゴカイが対応しきれず、「いざ使おう!」というときにぐったりしていたり、プチプチ切れたりという現象が起きやすくなるということです。

つまり、ゴカイをいい状態に保存するには15℃~25℃の間でいいと思いますが、35度もあるような現場で釣る場合は、「あらかじめゴカイを外気にならしておく」ということが必要だ!ということです。

クーラの利いた部屋から35度の屋外に出たときのあのムーっとする不快感、ゴカイも人間もいっしょです。