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大相撲初場所も終わり、、
横綱日馬富士の全勝優勝で初場所も千秋楽を迎えましたが、場所中に「元横綱大鵬が亡くなるという残念なニュースがありました。
「巨人、大鵬、卵焼き」という時代に育った私にとりましてはひときわ寂しい思いでいっぱいです。巨人も卵焼きも大好きな私ですが、大鵬は私にとりましては特別な「スーパーヒーロー」でした。
小学生の5~6年のころ我が家にテレビがやってきまして、そのころは夕方になると大相撲中継をみるのが楽しみで、ちょうど大鵬や、柏戸が関脇から大関へと駆け上がっていく時季で、それまでの相撲取りとは違った、かっこいい、若い、いまでいうとヤングアイドルといった感じだったのでしょうか、、
野球も好きだったのですが、なにしろ校庭も狭く、野球のできるような広っぱもなかったので、休み時間や放課後は、砂場で友達と相撲の真似事をするしかなかったという環境だったせいもあったのでしょうか、相撲には特別な思い入れがありました。
今場所は日馬富士の優勝でしたが、あのころの大鵬の強さは私にとりましては特別なものでした。強いというより負けないという印象がありました。
自分が相手より不利な態勢になっても粘り強く相手の攻撃をしのぎながら最終的には自分の有利な形になるまで我慢して勝つという、大鵬独特の相撲が好きでした。
これは、すこし大げさな言い方をすれば、「商売」、「会社経営」のやりかたとも通じるものがあると思っています。
自分の思い通りに行かないときにどう我慢し、耐え、力を蓄え、チャンスにつなげていくのか?。大鵬の相撲にはそういったドラマがあったと、今、そのように思うのです。
わたしのヒーロー「大横綱 大鵬」の逝去を悼みます。