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これは何の写真?

実は、前回のブログで紹介しました、ゴカイの受精卵を顕微鏡で拡大したものです。

上の写真が、一匹のゴカイの孵化直前のもので、下の写真はその写真の全体像です。

ゴカイの赤ちゃんは、卵から孵化する直前はこのような状態です。

ゴカイというより、シラミかダニという感じに見えます。

上の写真では、3対の足とその先に細かいヒゲ状のものが見えます。

ゴカイが、生物の分類上、「環形動物で多毛類」という部類に属するということがなんとなくわかるような気がします。

ちなみに、同じ環形動物で、ゴカイの親戚ともいえるミミズは「貧毛類」で、このような足やヒゲ状のものはありません。

ゴカイの成長過程で、このような足、節足がどんどんと増えていって、およそ2ヶ月後には、肉眼でも「ゴカイだ」とわかるようなサイズと外見となります。

下の写真は、受精卵が、まだ孵化する前のものと孵化直前のものといっしょになった状態のもので、写真全体のサイズは数ミリです。

ゴカイは通常一年で成虫となり産卵、放精し、次の世代を残して死んでしまいます。

この写真で解かるように、最初は3~4対の足(節足)がどんどん増えていき、8~10ヶ月ほどでほぼ100~120の足が生えて成虫となります。

成長の早いものですと、5~6ヶ月で釣りエサとなるサイズになりますが、成長が早く、立派な大きさになっていても、じつは、節足の数はまだ成虫となる数量になっていません。

したがいまして、太さは充分でも長さは短めで、大人?のゴカイの強さ、弾力には欠けます。

「マスオくん、トーナメント仕様」はサイズは小さくても「肉質がしっかりしていて切れにくく針持ちがいい!」という全国のトーナメンターの方々の評価は、「いきいきゴカイ マスオくん」はすべて時間をかけて「大人」となったゴカイだけを「マスオくん」として送り出しているからです。