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2009 年 2月 のア一覧

温暖化って?。    その3 

海水温が異常に高い!!。

通常、2~3月にかけて海水温度が最も低い時期となります。つまり今頃の季節です。本日の養殖場の水温は、18℃です。数日前もやはり同じ18℃でした。1980年~90年にかけては、14℃~15℃ぐらいでしたから、この20~25年間に3度以上も上昇したことになります。もちろん一直線に上ったわけではありませんが、、、。

それと同時に海水面の上昇が顕著になっています。はっきりとはいえませんがおおよそ、30~40センチぐらいは高くなっている感じがします。

明らかに、地球の温暖化の影響かと思われます。知人の漁師の人たちも「最近海の様子が変わった」といいます。

結局のところ、私たち一人一人が自分にできることを、すこしずつやっていくしかないのかもしれません。

地球の温暖化って?   その2 

今朝のニュースでやってましたね。日本の近海ではとれないはずのさばふぐとほとんどおんなじ毒ふぐが捕れた、という話。ほんらい、さばふぐには毒はないとされており、私も大好物で、よく鍋もので食べます。こんなことがこれから先どんどん増えてくるかもしれません。間違いなく、海水温の上昇によるものです。  

私の養殖場の海水温も20数年前と比べ、1.5~2℃高くなっています。そのせいもあって、ゴカイの産卵期等にいろんな影響がでています。今のところ何とか対応できていますが、、、。このままの状況が続けばどういう事態になるのか?考えたら夜もおちおち寝てられない?!!。

温暖化って?

何年ぶりかで風邪をひき、2日間ダウンしてました。 

先週末、最高気温が20℃を超え、春がきた!と思いきや、今週に入ってまた10℃以下の真冬にが逆戻り。気温の変化に体がついていけなかったのかな? 

歳のせいもあるかも?  しかし、人間に限らず、温度の急激な変化は地球上のあらゆる生き物、生態系に大きな影響を与えていることを最近肌で感じています。30年近くも、毎日海水温度の変化に敏感な生き物を、養殖してきた私にとって、地球の温暖化?って言うことは、すごく身近なことなのです。

ゴカイのゴカイ   その11

釣えさには産地表示が義務付けられていない。

確かに、釣えさを買うのにいちいち 「これはどこ産?」と確認する人はほとんどいないと思います。しかし食品に関してこれほど産地偽装が問題とされる昨今、なぜ釣えさは???、と思いませんか!!。

30年近くも、国内で石ゴカイを養殖してきた私どもにとって、もっとも大切なこと、それは、安心、安全、そして活きの良い状態でユーザーに活きえさのゴカイをお届けすること。 

ゴカイに関するいろんな誤解を解き、国内産の石ゴカイ本来のすばらしさを知っていただきたい!。

ゴカイのゴカイ   その10

青ケブは100パーセント輸入(大半は中国)されたもの。 では石ゴカイ(ジャリメ)はすべて国内産か?というと、じつはそうではないのです。ここ数年来中国で養殖された石ゴカイが相当数逆輸入されるようになりました。もともと日本の石ゴカイのタネを使っているので、見た目には区別は付きにくいと思います。私の見た限りでは、小粒で、やわらかいようです。国内産のものと混ぜて販売されていると思います。

どちらがいい、悪いは消費者が決めればよいことですが、問題なのは、ゴカイに限らず、釣えさに産地表示の義務がないので、ユーザーに選択の余地がない、ということです。釣えさといえども、そのエサで釣った魚を人間が食べるわけだから。                                             

ゴカイのゴカイ-その9

ゴカイの地位  part5

なぜゴカイが釣えさの王者なのか?   ひとつには「無駄がない」ということ。必要以上のものを使わず、一匹のゴカイで一匹の魚を釣る!これが魚釣りの原点だとおもうのです。さらに、自分がこれから釣ろうとしている魚が普段なにを食べているのか?と考えたときに、国内の海で生まれ、育ったゴカイであれば魚にとっても自然なエサであり、自然環境を悪くしたりするおそれはまずないからです。そのような釣えさは最近では少なくなりつつあります。釣った魚の数や、量を競うだけではなく、常に自然とのバランスも考える、そのような釣りびとが増えてほしいと思っています。

ゴカイのゴカイ-その8

ゴカイの地位  part4

石ゴカイの国内での養殖が盛んになっても、それ以上の勢いで釣り人口の増加、ゴカイの需要の増加があり、韓国を中心に、青ケブの輸入が始まります。その後、円高の恩恵もあって輸入の青ケブは広く日本国内に広まっていきました。今では国内産の石ゴカイと青ケブの比率は1対10とも言われています。したがって 「ゴカイといえば青ケブのこと」という認識を持たれるのも当たり前のことともいえます。しかし、しかしながら、それでもなお石ゴカイは釣えさの王様である!ということを皆さんに知ってほしいと思っています。